猫を預けて出かけることを、考えたことはありますか?「1泊くらい大丈夫かな」と思っていた私が、
後悔することになった実体験をお話しします。
猫って、見た目よりずっとデリケートな生きものです。
特に保護猫出身の子は、環境の変化に敏感なことが多い。リーちゃんが教えてくれたのは、そのことでした。
あの日、イベントに行きたかった
去年のこと。旦那と一緒にどうしても行きたいイベントがありました。
朝に預けて、翌日の朝8時までに帰る予定。「1泊だけだし、プロに任せれば大丈夫」と思っていました。
預け先は信頼できるペットホテル。リーちゃんとロンちゃん、2匹一緒に初めて預けました。
スタッフさんはとても丁寧に対応してくれて、こまめにLINEで報告もしてくれました。
その日の夕方、LINEが届きました。
「ご飯、1口も食べていません」
スマホで見た2匹の写真に、胸が締め付けられました。いつものふっくらした顔じゃない。
緊張して固まっている。私たちのことを探しているみたいな目をしていました。
「ただ成猫はほとんど、ご飯食べないです」と書かれていました。
翌朝もご飯を食べないと連絡が来てすぐに帰りました。お昼には家に着いて、2匹を抱きしめました。

帰宅後にリーちゃんの様子がおかしかった
ロンちゃんはすぐにいつもの生活に戻りました。ご飯もよく食べて、甘えてきて、まるで何もなかったみたいに。
でもリーちゃんは違いました。
帰ってきた日から、下痢が続きました。ご飯も食べない。
1日、2日、3日、4日。4日間、毎日病院に連れて行って点滴を打ってもらいました。
先生に恐る恐る聞いてみると、こう教えてくれました。
「今うちに来てる犬も猫も、預けられた子たちばかりだよ。ひどい子だと下血してる子もいる」
その言葉を聞いて、反省しかありませんでした。
なぜ猫は預けられると体調を崩すのか
① 環境の変化がそのままストレスになる
猫は「縄張りの生きもの」です。自分のにおい、なじみの場所、いつもの音。
それが全部ない場所に突然連れて行かれると、強いストレスを感じます。
特にリーちゃんのようなビビりの性格の子は、見知らぬ場所で気を張り続けて、体がSOSを出してしまいます。
② 食欲が落ちると腸も動かなくなる
ストレスで食べられないと、腸の動きが乱れます。帰宅後に一気に緊張がほぐれることで、
今度は下痢という形で出ることがあります。「帰ってきたのになんで?」と思いがちですが、
体がやっとリラックスできたサインでもあるのです。
③ 保護猫出身の子は特に影響を受けやすい
保護猫として生まれ、譲渡されてきた子は、過去に環境の変化を経験しています。
だからこそ、今の「安全な家」への信頼がとても強い。
その場所から離れることへの不安が、他の猫より大きく出ることがあります。
次に外出するときはこれで様子を確認しようと思っています
あの経験から変えたこと
あれから、泊まりで出かけることをしていません。旅行に行きたい気持ちがないわけじゃない。
でも、リーちゃんの4日間の点滴と、あの写真の目を思い出すと、答えは出ています。
代わりに、こんな工夫をしようと思っています。
- 日帰りのお出かけにする:夜には必ず帰る。それだけで2匹の安心感が全然違います
- 誰かに家に来てもらう:どうしても泊まりが必要なときは、自宅に来てもらう形を選ぶ。猫が慣れた場所にいられるのが一番
- 事前に慣れさせておく:いつかまた預けることがあるなら、短時間から少しずつ練習するのが大切だと学びました
今日からできること
もし今、猫を預けることを検討しているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
- 日帰りで行ける範囲のお出かけにできないか
- 自宅に来てもらえる人はいないか
- 預ける前に、短時間のお試し預けができるか
猫にとって、いつもの家が一番の安心場所です。
それを守ってあげることが、一番のケアだと私は思っています。
リーちゃんとロンちゃんが今日も元気でいてくれるのは、あの経験があったから。
後悔したけど、大切なことを教えてもらいました。
まとめ
猫を預けると体調を崩すことがある、というのは決して珍しいことではありません。
特に保護猫出身の子、ビビりの性格の子は要注意です。
「1泊くらい」が、猫には何日分ものストレスになることがある。
それを知っておくだけで、選択肢が変わります。
保護猫との暮らしについてもっと知りたい方は、他の記事もぜひ読んでみてください。

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